建築士妻と男性不妊夫の妊活ブログ

二級建築士であり、転勤妻でもある私と男性不妊(非閉塞性無精子症)である夫との妊活記録。

夫両親&妻両親の反応

 

 

無精子症と診断が降りてから、

妻側両親には通院を始めてから

私から母に逐一報告はしていたので、

無精子症と診断されて何日か後に電話で報告しました。

 

母は、とてもびっくりしていました。

「もう子供は無理という事?」と、

やはり無精子症について知るはずもないので

精巣を切って直接取り出せば

可能性はあるかもしれないと説明すると

「夫くんがそんな、痛い思い

 しなきゃいけないの?」

「夫くんの体が心配。」

「そこまでしなくてもいいんじゃない?

 子供が全てではないよ」と。

夫の体を気遣い、手術には否定的でした。

 

そして私の父は、

普段あまり口を出さないタイプなのもあり、

2人が決めた事なら と、

静かに見守っていてくれてます。

 

 

そして、夫両親。

通院している事も全く話していなかった為、

手術も受ける事だし、

話さなくてはいけないね。と、

2人で夫の実家に帰省しました。

 

何も知らない夫両親は、

久しぶりに私達が帰省するからと

美味しい夕食を予約してくれていました。

 

前もって夫に、自分からは話しにくいから、

妻から話してくれ!と言われていたので、

話を切り出すタイミングを伺っていました。

 

 

いざお店に入り、乾杯したところで

私の姪っ子の話になり、

その流れで夫の父が、

「それで、夫、妻、子供はまだなの?」と

聞いてきました。

今だ!と思い、

 

妻「実はなかなか出来ないので、

 不妊治療の病院に通って色々調べたら

 夫さんの無精子症が判明しました。」

 

夫父「えっ?!」

夫母「そうなの?!あなたが原因だったの。」と。

 

やはり、原因があるとしても

私にあると思っていたんだろうな。という反応でした。

それはもう仕方ないです。

だって、私自身も最初はそう思っていたのですから。

 

夫母「私、子供はまだかなって

   気になっていたのだけど、

   聞くに聞けないでいたの。

   今、そうゆうの聞くって

   セクハラになるって言うじゃない?」

 

夫母は本当にこの時まで、一切、一言も

子供について聞いてくる事はありませんでした。

たぶん気になっているんだろうなと思いながらも、いつも適度な距離感を持って接してくれる夫母。

こう言われた時に、もっと早く

通院を始めた頃から経過を話していれば

よかったなと思いました。

 

ずっと聞くに聞けないモヤモヤを待たせ続けてしまった事を後悔しています。

 

続けて夫母は、

「何かできる事があれば、力になるから。

 妻さんには、苦労かけてしまってごめんね」

と言ってくれました。

 

どう打ち明けたらいいのかと、

ドキドキしていましたが、

夫母の言葉に肩の力が抜けました。

 

今考えると、何となく夫父の方が

ショックを受けていたように思います。

 

夫がいない所で、

「全く精子が出てこないって

 わけじゃないんだろう?」と、

まだ信じられないといった様子でした。

 

報告からしばらくたった今では、

夫両親は、

やれる事があるならやるしかないね!と、

前向きに背中を押してくれています。

 

そして妻両親も、

2人が決めた事なら頑張りなさい!と

見守ってくれています。

 

不妊治療は、当人達だけではなく、

その家族達の理解も必要です。

私は理解ある夫両親、妻両親に恵まれ、

本当にありがたいと実感しました。

 

家族の絆を再確認する出来事でした。

 

 

 

次回、遺伝子検査について書こうと思います。