建築士妻と男性不妊夫の妊活ブログ

二級建築士であり、転勤妻でもある私と男性不妊(非閉塞性無精子症)である夫との妊活記録。

通院③(タイミング法1回目)

 

 

タイミング前夜、

午後6時に点鼻薬のスプレーをして下さい

との事だったので

初めての点鼻薬にドキドキしながら

左右交互にスプレー。

いまいち薬が出ている感じもなく、

こんな感じで本当に排卵するのか?

なんて思いながら1回分を使い切りました。

 

翌日、夫に予定通り早めに帰って来てもらい

夜にタイミングをとり、

(ムードも何もないので省略します 笑)

翌朝、頸管粘液などに精子

いるかどうかを調べる

ヒューナー検査をしに病院へ。

 

診察で排卵は問題なさそうだとの事で、

いつものように診察台に上がり

ヒューナー検査の開始。

この検査は痛みはほとんど無く、

(器具を入れられている圧迫感はありますが…)

ものの数秒で終了。

その後、先生からすぐに

検査結果の説明がありました。

 

診察室に入ると、

何やら難しそうな顔をした先生が。

顕微鏡のモニターを見せてもらいながら

言われたのは

 

「検査結果なのですが…

 精子がね、いないんですよ。」

 

え?…と耳を疑いました。

いないってどういう事?と頭は真っ白。

 

「通常であれば、ここに何匹も

 動いている精子が確認出来るのですが

 ちょっと1匹も見当たらなくて。

 でもヒューナー検査ではたまにある事なので

 そこまで気にしなくて大丈夫ですよ!

 でも一応旦那さんの精液検査は

 した方がいいかもね。

 とりあえず、生理が来なかったら○日後、

 生理が来たら○日後に来てね」

 

この説明を聞いた時、

そりゃ出来ないわ!と

どこかストンっと気持ちが納得したのを

今でも覚えています。

しかし、これから待ち受ける無精子症の事実は

この時知る由もなかったので、

次のタイミングまでに夫に

とりあえず精液検査を受けてもらおう!

ぐらいにしか思っていませんでした。

 

診察を終えて待合室へ。

同じようにしている方も多いと思いますが、

お会計を待ってる間

ひたすら"検索"してました。

 

「ヒューナー検査 精子ゼロ」

「ヒューナー検査 精子 いない」

「ヒューナー検査 不良」   などなど。

 

同じような検査結果の書込みを見つけては

安心したのを覚えています。

 

「あぁ、私だけじゃない」って。

 

無精子症の言葉も目にしましたが、

全くいないわけじゃないだろうし、

うちには当てはまらないな!なんて

ここに来てもなお思っていました。

 

お会計を済ませて(すべて保険適応の 2,470円でした)夫に報告。

 

妻「精子いないってよ 笑」

夫「え?うそ?

 みんな流れ出ちゃったんじゃない?笑

 時間も経ってるし、

 たまたまでしょ!」

 

そう思って当然だよな と今でも思います。

見た目で分かるわけでもなければ、

自覚症状も一切なし。

無精子症なんて、

子供が欲しいと思わなければ、

きっと気付く事もなかった。

 

無精子症を疑う事もなく、

タイミング法2回目へと続きます。